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自然体、勝負の要諦 [社会]

my challenger's log Ⅱ 2冊目

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 my challenger's log 一冊目は、

 こちら

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 より閲覧願います。


 「寂然不動心」(禅語)

 「本来心は確固として動かないものではなく、自在に変化し自由に動くところにある」 「石門文字禅」より。

 軸芯だけは動かないしなやかな心は、揺れ動きながらも、大局を見極める柔軟さを持つ。


 パリ市民の標語に「揺らげども沈まず」がある。自己の軸足をしっかり持ち、柔軟に、自然に対応するバランス精神である。

 赤ちゃんは、自然体であると言う。心身ともに、柔軟である。無欲無心であるからであろう。

 大人になると、「俺が正義だ」という、こだわりが出てくる。他者を容認する寛大さを失い、柔軟さを失う。

 剣の道では、自然の攻め、受けが、勝ちを制する。身体が自然に対応するのだ。そのためには厳しい修練が必要なのだ。
 
 塚原 卜伝には、不意に切りこまれた太刀を、とっさに囲炉裏の鍋の蓋を盾にして受け止めたとする逸話がある。

 まさに心身共に磨き抜かれた無心に受けた自然体の極意ではなかろうか。

 柔軟さと寛大さを持った心身のバランスが良ければ、気力は充実し、健康体で、幸運に恵まれるのであろう。

 
  伝説のギャンブラー、ニック・ザ・グリークと呼ばれたニコラス・ダンダロスの名言がある。


 「穏やかたるを学べ」

 「胴元はプレイヤーを打ち負かしはしない。ただプレイヤーが自滅する機会を提供しているだけだ」

 
 囲碁、将棋はギャンブルではないが、勝負の根底に流れる要諦は同じであろう。

大勝負であればある程、自然体、平常心が要求される。大舞台で平常の力を出し切れず、栄光の大きさに目がくらみ、自らを失い自滅していった人間たちは多い。

 実力が拮抗した勝負は、力でねじ伏せては勝てない。「勝つ相撲は取らない」、という白鳳の意味深な名言もある。

 「敵は我にあり」、勝ちを意識した瞬間から、自滅の道へ転がり込むのであろう。

 大勝負を制するのは、常に穏やかたる平常心、自然体から離れないことである。

 勝負に負けるのは、悠然と構える穏やかたるゆとりを忘れ、指し手が乱れ、自滅の終局へ向かうためである。

 勝ちを呼び込むのは、無心無欲、自然体で、大局観と一手のしのぎを読み切った不動心であるのかもしれない。


 
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