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中村天風、心身統一法 [社会]

my challenger's log Ⅱ 2冊目

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 my challenger's log 一冊目は、

 こちら

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 より閲覧願います。


 「人間のほほえみ、人間のふれあいを忘れた人がいます。これはとても大きな貧困です」

 清楚なサリーをまとい、サンダル履きの聖女、マザー・テレサの言葉である。ここには、人間の愛の香りがある。


 花と人
 
 美しい花より

 よい香りを持つ

 花がいい

 
 美しい人より

 良い性質の

 人がいい


 「坂村真民 人生の詩 一念の言葉、 より」


 花の香りは、虫たちを惹きつける、生き残るための叡智であろうか。人にも香り、匂いがある。良い性質の人には、まさにこの匂いが漂う。
  

 今は亡き梁瀬自動車会長、梁瀬次郎氏は、「ありがとうございます」 を一日に二百回は使ったという。この言葉を自然に使える人は、謙虚でおおらかな人である。

 梁瀬会長が折々に書いた「ひとの匂い」、「アメリカの匂い」、「遊びの匂い」、「旅の匂い」がある。珠玉の言葉で見つめた、ひとの香りのする本である。

 花の香りがミツバチたちを惹きつけるように、”良い性質”の人の香りは多くの友を惹きつけるのかもしれない。

 人生には、自分が思ったことしか起こらない。強い信念をもって、思い描くことで、明日の人生は、切り拓かれる。

 「ありがとう」の言葉のぬくもりが、人を、人生を変える。信念の言葉が、天に届くのかもしれない。

 哲人、中村天風は、当時の不治の病、結核を患い、治療を求め世界を放浪する。最後に、インドヨガの大聖人、カリアッパ師に出会う。

 ヒマラヤの奥地、ヨガの秘境でこの聖人の下、厳しい修行に入る。
 
 ヒマラヤの極寒の滝の近く、滝の轟音しか聴こえない中、カリアッパ師は、地の声、天の声を聴け、という。

 数年間の厳しい修行の日々、ある日、仰向けになり空を見上げる。ヒマラヤの空が、日本の故郷の空に重なって見えた。無念無想、滝の音が消え、空の雲に無心で見入っていた。雑念から解放され、心が空っぽになったという。

 カリアッパ師は「それが天の声、天の声は、声なき声」だと言った。そのころから、心が、病から離れ、不治の病は少しずつ快方に向かった。

 「ありがとうございます」まさに、天風が「天の恵み、天の試練」に気付いた瞬間であったという。

 天風の人生の前半、日露戦争前後には、帝国陸軍の軍事密偵となり満州、遼東半島などで、波乱万丈、冒険小説そのものであった。

 コザック騎兵につかまり、銃殺刑を間一髪、味方の手りゅう弾により九死に一生を得て救助されるという命がけの活躍をしていた。

 ヨガの悟りとともに、病も完治、日本に帰国し、実業界で大成功を収めるが、何故か心は満たされない。社会的成功をすべて投げ捨て、上野、精養軒、芝、増上寺前で、辻説法を始めた。

 これこそ、天風が、生涯をかけて追及した命がけで生きる天風哲学、「心身統一法」であった。

「心身統一法」とは、宇宙、生命 、人生の要諦を、心と体の混然一体化の中で、命の活性化を追求する天風哲学の集大成である。

 中村天風の教えは、日本社会のみならず、世界を駆け巡り多大な影響力を残した。

 ロックフェラー三世、東郷平八郎、原敬、双葉山、松下幸之助、稲盛和夫、永守重信、広岡達朗、宇野千代各氏等々にその偉大な教えを残した。

 「誰がなんといおうが、本人が「有り難い、幸福だ」と思っていたら、不幸はありえない。 だから幸福は、心が生み出す、きわめて主観的なものなのだ。」

「 人生あまり難しく考えなさんな。暗かったら窓を開けろ、光がさしてくる。」天風の名言である。


前記事があります。よろしければどうぞ。
http://mwainfo.blog.so-net.ne.jp/2009-09-10



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